（４）最近の悩み （’９９年夏）
満たされない気持ち
ＨＰを開設してから
ここ最近忙しかった事と更新ネタに追われて
不特定なビデオ作品等に猟奇映像を求める事はしなくなってました
それまでは休みの前日の晩毎にレンタルビデオ屋さんとか
セルビデオの安売り店等でパッケージの絵や説明を見て
今度こそは・・・と期待をもって買ったり借りたりするのがパターンでした
けど大半のホラー映画とかスプラッター画像って
肝心の一番見たいシーンが無いのです
チェーンソーや刀がいざ身体に触れるぎりぎりまで映して
直後苦しんでいる顔のアップや壁に飛び散る血を映して
切断している所は画面に出て来ないのです
見えないシーンを想像させるのが巧みな恐怖の演出だと思っている監督が
多いのでしょうか？それともさすがにそこまで画像にしてしまうのに
抵抗が有るのでしょうか？
それでは見ている私は欲求不満に陥ってしまいます
そうして期待は見事裏切られて落胆の気持ちで休日を迎える日々が
以前は続いてました
今回ようやく手に入れた幻のビデオ
ＴＨＥ ＷＩＺＡＲＤ ＯＦ ＧＯＲＥ（血の魔術師）も
例に漏れませんでした
チェーンソーが腹部の服に触れて引き裂き始めた所で
画面は顔面に移ってしまいます
ほどよく切れた所ですでに内臓ぐしょぐしょの腹部をチェーンソーで
いじりまわしているシーンに移ります
（モツモツが好きな人にはたまらないかも知れません）
私は食い込みはじめの部分の全体像を見たかった
もちろん私は世に出てるすべての猟奇映像を調べた訳では無いので
すべてのホラー映画やスプラッタームービーがそうだとは言えませんし
私の手に入る範囲で私の欲しい映像等存在してないとは言い切れません
ただ知らないだけかも知れません
逆にもしそこまで完全に描ききっている作品等手に入る映像が
存在するのであれば是非教えて頂きたいのです
と同時に今回私は久しぶりに”見たい映像を得られなかった苛立ち”を
感じました（ビデオの内容について雑誌の紹介や他のＨＰ等から知った内容で
かなり自分で勝手に想像してたり誤解していた部分が有ったので
よけいにそう感じました）（誤解していた部分を作品のネタにでもしてみます）
複雑な気持ち
インターネットは半匿名性な所が有って
調べればお互い何処の誰だかなんてすぐ判ります（判るはずです）
その辺のリスク（プライバシーの露出）はある程度覚悟の上でＨＰを開設しています
同じ趣味の人に見つけてもらって、あるいは私自身の中身を知ってもらってから
実際に出会う分にはあまり抵抗ない（と思う）のですが
顔見知りに”内容に興味も無いのに唯知っている人の作っているＨＰだから・・・”
という理由でＨＰを見られてしまうのにはかなり抵抗感じます
かなり自分の心をさらけだしてしまっているという理由も有りますが
それまで絶対に顔見知りの人には知られてはいけない（と思っている）部分を
知られてそれでその人からどう思われたか（いままで隠していた事も含めて）
本当の気持ちを知る術が無いのが不安です
（ちなみに今回知られてしまったのは身近にいるの人の中では一番親しい人です）
そりゃ言葉では何とでも言えるし、表面上は今迄と何も変わらない態度で
いてくれるかも知れないし、同じ趣味の持ち主で有れば理解を深め合えて
良かったね、って事になるけど・・・
内容が内容だけに拒絶反応・嫌悪感を示す事も考えられるし
むきになってこういう事を徹底的に否定する性格の持ち主でないとも限らないし
かといって
”意に介さない”ってのもこちらとしてはかなり嫌な反応だし・・・
そう思ってしまうのは私が地方出身で”幼なじみ”とか”お友だち”が
身近にいないので今迄”スーパースタンドアローン”
（超孤独だけど超気楽 なのでつきあい方もスーパードライ）な状態
が長く続いていたからで
”今更他人と深くつきあいたくない”という気持ちと
”見られたくないのを無理やり見たんだから責任取れよな”
という気持ちで葛藤してしまっているからです
（もちろん その人がここのＨＰの事を”脅しのネタ”に使うような最低の
人間では無さそうだからつきあっていたつもりですが・・・）
現在の所その人物からの感想メールとかは有りません
もちろんネタバレ後会ってはいるのですが感想みたいな話しは聞いてません
（表面上は今迄と変わらない態度にも見えましたが・・・）
なんだかまたお互い不愉快な思いをしただけの様な気がします
誰か味方になっとくれ・・・
私も仲間だと言っとくれ・・・(T_T)